こんにちは、柏井歯科矯正歯科の院長 柏井です。
今回はファンタジーな世界観から始まりました。
絵本のような、童謡のような話ですが、実は当院で日々起こっている話です。
そもそも、銀歯・金属の歯って、どのようなイメージでしょうか?
『この治療したはずの銀歯がなんか痛くなってきました』
『数年前にいれたこの銀歯が目立つしイヤなんです』
実際に患者さんからとってもよくお聞きする話です。
治療に使う材料は色々ありまして、金属であれ樹脂であれセラミックであれ、二次虫歯になったり痛むことはもちろんあるのですが、少し前の虫歯治療のスタンダードであった「削って銀歯を入れた歯」のやり直し治療が多いという印象は間違いなく強くあります。
歯科医師となった2010年から現在まで、銀歯の二次虫歯に遭遇しなかった月は無いと思います。
つまり、歯科医師が1か月診療すれば、必ず銀歯の除去にあたり数グラムの廃棄金属が発生してしまいます。
ずっと思っていました、
この金属たちはどこにいくんだろう?
開業するにあたり、この疑問はクリアにしたいと思っていたところ、素敵な話に行き当たりました。
TOOTH FAIRY projectというもので「治療するにあたり削ることになった金属を発展途上国に寄付するプロジェクト」です。
こんなに素敵なプロジェクトがあるとは、、わずかばかりですが、当院で協力させていただいています。
ですが、こういった除去した金属も患者さんの所要物ではありますので、必ず確認させていただいた上で了承頂ければ寄付に送らせていただきます。
銀歯が気になっている方や、今まで特に気にしてなかったけど銀歯が寄付になるなら!という方、是非一度、歯科検診と併せてお越しください。
あまり気に入っていない銀歯が身体から取り除かれて誰かの為になれば、こんなに素敵なことは無いですよね。
京都北山・北大路の歯医者・矯正歯科
柏井歯科矯正歯科
院長 柏井 桂