皆さんこんにちは。
柏井歯科矯正歯科の院長 柏井です。
30代後半にして矯正治療を受けることにワクワクしています。
前回は矯正治療を受けるに至った経緯や、真正面の写真を載せてお話させてもらいまいした。
今回は、とっても重要な、一番大事と言っても良いと思いますのが、
検査・診断
についてです。
一番大事とか重要とか言いましたが、もちろんこれには色々な意見があるとは思います。
治療に使うもの(マウスピースや装置の色など)の種類や、治療期間や、金額など、確かに色んな重要な要素が沢山挙げられますよね。
ただ、矯正治療を受けるにあたって気になるこれらのこと(期間や金額や装置や治療のゴール)は、やっぱり検査・診断無しにはクリアになっていかないんですよね。
検査で行うことは、主にこの4つです。
①口腔内写真撮影
②顔面写真撮影
③レントゲン写真撮影
④お口の中の型どり
ひとつずつ、どのようなことをするかお話していきます。
口腔内写真とはその名の通り、お口の中の写真をピンポイントで数枚記録していきます。
いつも見ているようで、意外と見えていないお口の中。写真で見ると本当に多くの事に気づきます。
撮影時に大きい鏡が唇や頬にどうしても当たったりするので、、ちょっと当たり具合によっては唇や頬が痛いです。
また、鏡が奥の方に入るとちょっとオエっとなりやすいです。
顔面写真ってどこ撮るの?歯じゃないの?って意外かもしれませんが、矯正治療でみるところは歯だけでなく、顎、顔面、顔貌、鼻や唇や顎のラインです。
左右の横顔や真正面の顔、スマイルの写真も撮ります。
僕は笑顔の写真が苦手なので、はにかんだ感じになってしまいましたが、、皆さんは上手に笑顔の写真撮っておられます!
これは、一般的な歯科治療時に撮るようなレントゲンだけではなく、頭蓋骨の真横・真正面のレントゲンの規格撮影を行います。
規格撮影というのは、サイズや倍率を一定にした頭蓋骨撮影を行うことで、平均値と比較した分析や診断に非常に有効です。
治療前後でも撮影して比較ができるので、最初には必ず撮影します。
これは虫歯治療とかでもやったことある方も多いですよね。
矯正に関しては、単純に歯の模型を採るだけでなく、咬み方や咬み癖など、写真には写らない要素もたくさんわかります。
歯のサイズと顎の大きさの計測にも役立ちますし、これも必ず最初の状態把握として行います。
粘土のようなドロッとしたものがお口の中に入るので、オエッとなりやすい方は気持ち悪いとは思います。
僕はこれもちょっと苦手です。。
乗り切るコツは『何も考えず、鼻呼吸して、1~2分ほど待つ』です!
このように、確かに矯正治療に必要な検査は、少々面倒に感じられる方もおられるかもしれません。
ですが、一生において、おそらくたった一度、二度あるかないかの矯正治療です。
僕は検査・診断を受けて、いろんな情報が聞けて、そのうえで「こういう装置が向いている」「期間としてはこれくらい」「金額もこれくらいかかる」という相談が出来たので、細かな検査・診断を受けて良かったなぁと実感しています。
次回から、実際の診断結果と治療方針についてのお話をしていきたいと思います。
柏井歯科矯正歯科
院長 柏井桂