みなさん、こんにちは。
柏井歯科矯正歯科の院長 柏井桂です。
唐突ですが、矯正治療を始めます。
正確には、矯正治療を受け始めます。
せっかくなので、体験記的に記録しておきたいという個人的な気持ちと、矯正治療に興味がある方には「へー、矯正治療ってそんな感じなんや」とか、矯正治療中の方には、「ソレあるある」や「なるほど、私とはちょっと違うケースやな」とか、矯正治療は別に考えてない方にも、暇つぶし程度に読んで頂けるようなブログになれば幸いです。
まずは一番最初ですので、『どんなお口の状態で、なぜ治療を受けようと思ったのか』というところからお話してみたいと思います。
まずは、最初の真正面の状態の写真をごらんください。
パッと見ていただいてわかる通り、【前歯がガタガタしていて八重歯が目立つ】という印象ですよね。永久歯が生えそろった頃からもちろんずっとこの状態なのですが、正直言ってあまり気にしてこなかったんです。
ところが、大学生になって歯科医学を勉強し、虫歯や歯周病などの疾患の成り立ちを勉強すればするほど、
絶対に矯正治療を受けたほうが良いなぁ
と、だんだんと思うようになりました。
やっぱりどうしても歯並びがガタガタしているところは歯ブラシの毛先は届かず、フロスやワンタフトブラシを使って頑張っても、良い衛生状態を保つのは物理的に限界があることを教科書や、臨床の現場で学んだからです。
また、歯並びがうまく並んでいないと、上の歯と下の歯の嚙み合う力がアンバランスになります。
弱くしか咬めないところと、妙に強く咬めてしまうところがお口の中で混在してしまうんです。
その結果、過剰な力がかかってしまうところに歯周病が部分的に加速して進行してしまうということは、日々自分が診療する歯周病患者さんを診ていくうえでも常に実感する問題です。
実際に僕も36歳になり、この僕自身の歯ブラシが届きにくいところに苛立ち、歯周病・咬み合わせの観点からもいよいよ何とかしたいと決断した次第です。
現時点では、まだ最初の資料採得の途中ですが、診断や治療経過の報告は定期的に行っていきます。
僕自身も楽しみながら、みなさんの少しタメになる面白い話として読んでいただけるようアップしていきますので、お付き合いの程宜しくお願い致します。
京都北山・北大路の歯医者・矯正歯科
柏井歯科矯正歯科
院長 柏井 桂