柏井歯科矯正歯科ブログ
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皆さんこんにちは、また唐突な横文字タイトルですがお付き合いください。
毎回毎回、ブログの導入部分に一番頭を悩ます柏井です。

 

タイトルに書いています『ホワイトスポット』ってご存知でしょうか??

 

なんか歯を白くする新しい材料ですか?
ホワイトニングに効果のあるものですか?

 

なんて声が聞こえてきそうですが、歯のエナメル質(歯の一番外側の組織)に限局的に生じる白濁・白斑・白いシミのことをこう呼びます。

ホワイトスポットと呼ばれる「歯の白いシミ」って何??

ホワイトスポットについて

ホワイトスポットは虫歯などの歯の病的状態という訳ではありません。
歯の表面に白いシミがある状態をホワイトスポットと呼んでいるだけです。

 

歯のエナメル質としての弱さという弱点はありますが、必ずしも治療対象ではありません。
主に、審美障害(見た目が気になってイヤ)を理由に受診される方がおられます。

 

従来は、有効な治療法が無くどうしても、

 

フッ素を塗って様子を見ましょう
白いところはもう削ってプラスチックを詰めて治療しましょう

 

という様な提案がほとんどでした。
そんな感じで、患者さんのお声としては、

 

フッ素は塗ってるけど変わらないなぁ、、
歯を削るのはイヤだなぁ、、

 

というような感想やお考えがほとんどでした。
そんなこんなで、

 

見た目が気にはなるけど、まぁとりあえずこのまま放っておくか』

 

という方は多くおられるのでは無いかと思われます。

 

ホワイトスポットの治療法

そこで登場したのが、ICON(アイコン)と呼ばれるホワイトスポット治療システムです。

 

そもそもホワイトスポットとは何かというところを少し掘り下げると、歯のエナメル質が何らかの理由(先天的な理由が多い様です)で成熟せず、エナメル質内部に空洞が出来ている状態です。

 

その空洞が光の屈折率の関係で見え方が変わり、白い斑点のように見えてしまう状態なのです。
ですので、ざっくり言うとこの内部の空洞を埋めてしまえば光の屈折率が均等になり、白い斑点が気にならなくなるということですね。

 

そこでこのICONですが、3つのステップで治療が出来ます。

 

①ホワイトスポット部分の表面を酸で軟らかくする

②軟らかくしたところにエタノールを作用させ内部の水分を抜く

③その内部の空洞に低粘度の樹脂を入れ込む

 

という、とってもシンプルで歯を削らずに治療できる画期的な治療システムです。

 

治療例の紹介

実際に、治療された方のお写真をご覧ください(ご本人の了承得ております)。

 

治療前の写真です↓

上の前歯の拡大写真です。
表面に白い斑点がまだらに見えているのがわかるかと思います。

 

ご本人も、「見た目がずっと気になっていて何とかしたい」との悩みをお持ちでした。
他の歯にもあるのですが、とりあえずは、一番目立ちやすい上の真ん前の2本を治療することになりました。

 

そして、治療後(治療自体は20分ほどで終わります)の写真です↓

白い斑点が目立ちにくくなっているのがおわかりいただけるかと思います。
パッと見る印象でもだいぶ変わったことを実感していただき、削ることも痛みがでることもないので、とても喜んでいただけました。

 

まとめ

そういえば歯にこんな白いのがずっとあるなぁ
気になっていたけど治療方法がわからなかった

 

という方は是非一度、特設サイトをご覧ください。

 

 

疾患ではないので保険外治療にはなりますが、気になっていたその白い斑点消せるかもしれません。
気になる方は、一度ご相談に来て頂ければ幸いです。

 
 

京都北山・北大路の歯医者・矯正歯科
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