みなさんこんにちは、柏井歯科矯正歯科の柏井です。
あまりはっきり雨が降らず暑い日が続き、6月らしくない天気ですね。
6月4日は虫歯(64でむし)予防デイであったり、学校などでも検診が行われる時期ですね。
全国各地でも色々な虫歯予防、歯科的なキャンペーンなどが行われるのかなぁと思います。
そんな6月、お口に関する病気の予防的な観点が今回のブログのテーマです。
みなさんのまわりでこんな会話を聞かれたことはありませんか??
「歳とるとあかんねぇ、どんどん歯が悪くなって、、」
「歳のせいで、歯が弱くなってきて。もうダメで、最近歯医者に行きはじめたの」
「どうやら歯周病らしくて、いやぁ、歳には勝てないわ」
上司の方や、親戚親族の方、身近な方の話でこんな話を聞くことはけっこう有るのではないでしょうか?
もしかしたら”そんな風なことを言ってる”側の当事者の方もおられるかもしれません。
そこで、こちらの写真をごらんください。↓
こちらの写真を見てどういったイメージをお持ちでしょうか?
こちらの写真の方は当院にメンテナンスで通って来られている90歳の男性です。
大事なことなのでもう一度言います。
90歳のお口の写真です。
銀歯の被せ物の歯はありますが、全て自分の歯で、入れ歯もありません。
当院で特別に何かを治療したわけでは無く、定期的に、歯周病の検査と重症化予防処置(細かな歯垢や歯石除去や歯ブラシ指導など)を行っています。
歳を取ったからと言って必ずしも歯が悪くなるわけでは無いのです!
確かに加齢は、虫歯や歯周病や歯の破折などのリスクファクター(そうなる危険性の高い要因)にはなりますが、90歳でこれだけ良い状態を維持されているのを見ると、虫歯や歯周病は歳のせいには出来ないですよね。
こちらの方も、当院に来ていただく前にも定期的に歯科医院には通い、予防意識を持っておられたとのことです。
すごいですよね、なんとなく大事だろうとはわかっていてもなかなかできないのが歯科医院への定期的・継続的な通院だとは思います。
シャキッと歩いて来院され、はつらつといつも笑顔でおられて、お会いする度にこちらが元気を頂いています。
こちらの方に、「お口の写真をみなさんのお手本になるので使わせてもらって良いですか?」と聞きますと”みなさんの参考になるかわかりませんがいいですよ、はっはっは”と笑っておられました。笑
90歳でこれだけ歯が残り、なんでも食べられて大きなお口で笑うことができるなら、歳をとるのも怖くないかもしれませんね。
年齢を重ねても、しっかりと歯を定期的にケアすることで、いつまでもご自身の歯で、健康的な食事を摂ることができます。
それだけ、歯科医院での歯科検診は大切だと言えます。
歯医者さんに暫く言っていない方は、ぜひ歯科検診を受診する習慣を、普段の生活に取り入れてはいかがでしょうか?
京都北山・北大路の歯医者・矯正歯科
柏井歯科矯正歯科
院長 柏井 桂